大好きなものは止められないっ!!ドクター和尚と健康道場
著者:御手洗 透
判 型 | A5判 |
ページ | 202ページ |
ISBN | 4344930401 |
発売日 | 2020年9月11日 |
定価 | 1,320円(本体1,200円+税) Kindleは1,056円(税込) |
内容紹介
大阪の北の端、箕面の人里離れた山間にひっそりと佇む〈健康道場〉がある。
そこにはストレス多き現代社会の中で生活習慣病の悩みを抱える人々がこぞって集まって来ている。理不尽にも己の身に降りかかる生活習慣病を上手くコントロールする術を身に着けられるようになる場所として、口コミのほかタウン情報誌「リエゾン」を通じ遠方からも人々が集まってきている。
せやかて、おかしいと思いまへんか? 隣にいてはる人と同じ様なものを食べ、同じ様なことをしてる。同僚に勧められればスウィーツをちょこっと頬張り、仕事帰りには今日一日頑張ったご褒美とばかりに居酒屋で一杯ひっかけて帰る。そんなことは誰でも経験おますやろ。そんなわずかな至福の時。言うてみれば庶民のささやかな幸せですわ。そもそも人は幸せを求めて生きてるんとちゃいまっか?周りの人と同じようなことをしていたにも関わらず、隣にいてはる人は平気のへの字。俺だけ糖尿病と言われ、挙句の果てに心筋梗塞になって死にそうになるなんて。幸いにも九死に一生を得て何とか命を取り留めることができたけど、こんな運命っておかしいやろ。
おっと失礼。俺は42歳、営業課長を勤める中間管理職。水口翔太ですわ。上司からはええように踏みつけられ、部下からは何かと突き上げられ、会社ではちょうどええ緩衝材の役割を担わされている。みんなのうっぷんを吸収して、感謝こそされ、恨まれるようなことはなんもしてへん。他人様に迷惑なんかなんもかけてへんのになんでこんな不条理な仕打ちを受けなあかんの。自分の健康や運命が自分の手の届かないところで操られているみたいや。まるで操り人形や。
なぁ、自分らも似たようなことを感じたことおまへんか?
この物語には厄年を迎えた大手電機工事会社の中間管理職 水口翔太、仕事一筋な某製薬会社の開発部長を任された真面目一筋 山部聡、糖尿病と診断されパニックに陥る大阪のちゃきちゃきおばちゃん 近藤姫、そしてニコチン依存症と自覚しながらもなかなか禁煙ができずにいる普通の工場労働者 古田勇二がそれぞれの問題を抱えて〈健康道場〉に入門する。彼らは自分の過去と向き合いながら、理不尽な仕打ちから何とか抜け出そうとあがきもがいている。攻めくる病魔に真正面から立ち向かい、少しずつ生活習慣病をコントロールする術を身に着けていく物語。
生活習慣病が気になるそこのあなた。〈健康道場〉をちょっと覗いていきませんか?
読者の声
■ グリーン様
「生活習慣病」という言葉は聞かない日がないほど当たり前のように耳にしますが、この本を読んだ後、私はどれだけそれを理解していたのだろうか?と感じました。この病気はあまりに身近であるがゆえに私自身は知った気になっていたと思います。
本書は生活習慣病を患者さん目線でリアルに、また過去にワープするという面白い表現で描かれており、とても良い理解につながりました。生活習慣病というワードが気になるすべての方々におススメしたいと思います。
■ 船上のライオン様
奇想天外のストーリーで最後まで楽しく読めた。見たことない手術の様子・・・独特の臨場感で、現場にいるような錯覚さえ感じた。明日からタバコ、食事、運動、考え直さないと!
■ サンコー様
人は皆いつか死ぬと頭では分かっていても、どこまで真剣にそれと向き合うことができているだろうか。運命とは、幸せとは。読み返す度に違った気づきを得られる良書だと思います。
■ KJMR様
生活習慣病は単純な病気ではなく、合併症は本当に恐ろしい。
自分の体は自分だけのものではなく、家族や会社など周りの方々にも多大な影響を及ぼすことになることを感じました。
笑いあり涙あり、食事別のカロリーやDNAの話題まで本当に勉強になる内容で、ワクチン接種の体調不良も忘れて読了しました。
『ドクター和尚と健康道場』どこにでも居そうな4人の物語は必見!
同僚たちにも紹介したいと思います。
■ サンメ様
「医師が書いているのに医師っぽくない」今までにない自分の健幸(康)生活を見直すきかっけをくれた本。
自分のだらしない体たらくを本にされた気分になり、読めば読むほど自分の健康に気を配らないといけないと思った。
生活習慣病の怖さを教えてくれる本でした。
読んだら「さてウォーキングに行こう!」ってなりますよ。